洞川の研究 ごろごろ水   
天川村にある洞川温泉一帯は洞川湧水群(どろがわゆうすいぐん)と呼ばれており、周辺は鍾乳洞もある石灰岩の地層であるため、カルシウムを含んだpH8.6の弱アルカリ性水(軟水)が湧き出ます。
「ごろごろ水」とか、「ゴロゴロ水」と呼ばれる由来は、
役行者が大峰山より下山のみぎり、この場所で水を召された際、洞窟の奥より小石が転がるような音を反響させながら流れ出る清水の様子から名づけられたそうです。
他、地下の鍾乳洞の中を流れる水の音が反響し、ごろごろと音をたてることから付けられたとの説もあります。

因みに、腎臓があまり調子よくない人はミネラル分を多く含む硬水(海外の水に多い)は常用水には適していないとされます。その理由は高濃度のミネラル分が結石を作ってしまうから。でも、この「ごろごろ水」は軟水なので、その心配は大丈夫の様です。

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